転職活動から入社までの総まとめ

人生初の転職活動をして無事に入社したので、転職活動総まとめ書いてみます。
前月の10月に転職活動を始め、約1ヶ月で無事に内定を得て15日には入社を果たしました。 10社以上の企業と面談・面接を受けており、月の後半はほぼ毎日どこかの企業のエンジニアや人事の方と顔を合わせていました。
使用していた求人媒体はQiita JobsとGreenの2つです。以下に2つの求人についてまとめてみました。
Qiita Jobs
Increments株式会社が運営する、日本最大級のエンジニア向けコミュニティQiitaから誕生したサービスです。 エンジニアと企業のマッチング機会を提供するサービスなので、求人もエンジニア向けのものに絞られています。
いいところ
- エンジニア向けの求人に絞られている
- Qiitaでの活動実績を元に企業が採用できる(らしい)
良くないところ
- 操作しにくい
- チャットの入力フォームが狭い
- 経歴を入力しにくい
- Qiitaがサポートするのは最初のマッチングの時だけ
- あくまでマッチング
- 履歴書や職務経歴書はチャットから送れない
- 登録企業数が他の媒体に比べ圧倒的に少ない
- 過去に炎上している
Green
株式会社アトラエが運営するIT業界特化型の求人媒体です。 比較的若い企業が多い印象でしたが、優良企業が豊富でした。
いいところ
- 求人数が多い
- ダイレクトリクルーティングなので沢山の企業から声をかけてもらえる
- チャットから履歴書や職務経歴書が送れる
- 操作性は申し分ない
- 優良企業が多い
良くないところ
- 登録企業数が多いので毎日大量のチャットがくる
- 気にならないボタンがほしい
- 気にならない企業からはチャットが届かないなど
結果としてGreenで気になるした企業から内定をいただくことができました。 Qiita Jobsは出来たばかりで今後に期待ですが、Greenは優良な求人が多いと感じたのでおすすめです。
転職活動について
企業探しは10月に入ってから始めました。 企業に求めることや関わりたい事業はあらかじめ考えていたので、希望していることを軸としてマッチする企業を探していました。
受けていた企業
今までプログラマをやっていたこともあり、エンジニア職種を希望していました。 とくにWeb系の開発をやってきたのでWebエンジニア職の求人が中心です。
10数社の企業と面談・面接しましたが、受託会社は1社のみでした。 自社か受託で選り好みしていたのではなく、社会貢献性の高さと働き手が楽しんでるかの2軸を重視した結果そうなりました。
履歴書や職務経歴書
yagishというブラウザで簡単に履歴書・職務経歴書が作成できるサービスを使いました。 めちゃくちゃ使いやすく、自動でキャッシュにバックアップを保存してくれので安心して利用できます。
ちょうど使用している時にサービス障害が発生していたため、お問合せしたのですが対応も迅速でした。(感謝!)
転職用・新卒用・アルバイト用など様々なフォーマットがあるので、幅広く活用できます。
今月に入りデザインが変わっているので開発も盛んに進んでいるようです。
履歴書の写真は白い壁をバックにスマホの履歴書用写真アプリで撮りました。
スケジューリング
毎日複数の企業と日程調整を同時並行で進めていたことと、Qiita JobsとGreenの2つの求人媒体を使用していたのでスケジューリングはやや大変でした。 そのため、愛用しているNotionでスケジュール管理していました。
Notionには社名、フェーズ、求人媒体、面談・面接日程を細かく記録することで漏れなくスケジュール管理できました。
面談・選考前にやっていたこと
面談や選考前は企業の経営理念や事業、中の人のTwitter、企業のブログ、インタビュー記事、公開されていれば財務指標も見ていました。 プロダクトがtoC向けに公開されているサービスは登録して中身を見ることもありました。
何を一番知りたかったかというと、企業に求める社会貢献性が本当に達成されようとしているかです。
経営理念だけを見ると、社会貢献を掲げている企業はたくさんあります。ただし、社会貢献を成し遂げるための施策や信念がプロダクトと組織に反映されているか蓋を開けてみると、実態が分かります。 そういった企業は財務指標が芳しくなかったり、中で働いている人が楽しくなさそうにしています。働いている人が楽しいかどうかは経験談ですが、面談・面接時に分かります。
その他、面談・面接時に聞いておきたいこと、気になることや怪しい点をNotionにまとめていました。
転職活動の感想
これまで正社員の経験はありますが、インターンからの正社員登用だったので、そもそも就職活動をしたのは今回が初めてでした。 普通の人は学生時代に履歴書作成や面接といった就職活動をやってきているので、みんなすごいなぁと思いました。
入社しての感想
今まで従業員数10数名規模の企業にいたのですが、今回は200名近くの企業に入社しました。 ベンチャーと違ってセキュリティ体制や組織体制が整備されており、かなり驚きました。
ベンチャーにいたときは、役割というのは基本的になく1人がフロントもバックエンドも開発全般を担当し、事務作業もエンジニアがやっていました。 入社した企業の組織では、部署が細かく分かれており業務も分担化されていたため組織目線での生産性の効率化が図られていました。 ガッツと根性だけが効率化ではないと考え直しました。
社内文化が濃いなと思ったのも、違いを感じる部分です。 一部の企業などでは社外には伝わらない社内用語というものがありますが、今回入社した企業も社内用語がありました。 会社の歴史を感じるとともに安心感を感じました。
極め付けはいい人が多いということです。社内風土が良く仕事が楽しそうでした。楽しい環境なのでいい人が育っているのだと思います。 良いプロダクトを提供するには楽しみながら仕事をするというのが必要条件なので、入社を決めて正解だったと実感しました。
一般的な新卒を経験したことがないので、新卒にというものに憧れがありました。 初めて就職活動をして入社し、新卒とはこういうものなのかとフレッシュさを感じました。